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『誰も知らない』

懸賞 2005年 04月 16日 懸賞

この映画は主演の柳楽優弥が史上最年少の14歳という若さで、2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いた話題作で、ずっと観てみたい映画の一つで、先日レンタルに行ったら新作で出ていたので、早速レンタルして観ました。
『ディスタンス』の是枝裕和監督が実際東京で起きた、母親が父親の違う子供4人を置き去りにするという衝撃的な事件を元に構想から15年、満を持して映像となった作品らしいです。
『誰も知らない』_d0001724_2332459.jpg

ストーリー:トラックからアパートに荷物が運び込まれてゆく。引っ越してきたのは母けい子(YOU)と明(柳楽優弥)、京子、茂、ゆきの4人の子供たち。だが、母けい子は、大家に父親が海外赴任中のため母と長男(明)だけの二人暮らしだと嘘をついている。
母子家庭で4人も子供がいると知られれば、またこの家も追い出されかねないからだ。
その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という新しい家でのルールを言い聞かせた。
その後、2DKアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。
しかし、彼らの父親はみな別々で、学校にも通ったことがなく・・・。
ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。
この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの“漂流生活”が始まる・・・。

母の失踪後一人で弟妹達の面倒をみる長男の姿は、家族や社会のあり方を問いかける作品だと考えさせられました。

私は本当にあった事件とは知らず、ずっと、作った話だとばかり思っていたので、本当に衝撃的で。。。
自分産んだ子供達だけを置いて、自分の幸せだけの為に生きるなんて・・・私はまだ子供は居ないから母親の気持ちって言うのはわからないけど、それでも考えられない事だと思いました。

by memerou | 2005-04-16 23:33 | 映画☆音楽

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